レザーブランド「sot(ソット)」の概要
「sot」は2002年に東京恵比寿で創業したレザーブランド。素材の良さを大切にしながら、日常生活に寄り添う上質で、使い勝手の良い革製品を数多く展開しています。
国内外問わずレザーブランドは無数に存在しますが、粗悪な素材や簡素な構造を採用し、販売しやすい手頃な価格設定で、大量生産のプロダクトを展開するブランドも少なくありません。
対して、上質な素材使いと精巧な作りにこだわった高品質なプロダクトを展開しているブランドはとても貴重な存在です。モノにこだわりがある方には可能な限り、こちらに属するブランドを選択していただきたいと考えています。
今回は、著者もお気に入りのレザーブランドである「sot(ソット)」の魅力とおすすめの商品を紹介します。
店舗情報
sot(ソット)は首都圏を中心に実店舗展開しているレザーブランドです。
| 店舗情報 | 住所 |
|---|---|
首都圏以外にお住まいの方はオンラインストアがおすすめです。
sot(ソット)の魅力
ひと目でその上質さと精巧な作りがわかる高品質なプロダクトを数多く展開するレザーブランド「sot」は、2022年に創業20周年を迎えた今も、創業当時から変わらない「素材へのこだわり」と、その名の通り「”そっと”お客様に寄り添う」というブランドコンセプト通りの商品作りで多くのファンを魅了しています。
「sot」のアイテムは職人の手作業で丁寧に作られていて、素材の良さとあいまって長期に渡って愛用していただけるモノが揃っています。年月を経るほどに味わい深く育っていくため、長く使えば使うほど愛着を持てます。
レザーブランドらしく革の品質にこだわっているのはもちろんのこと、プエブロレザーシリーズの裏地に使用されている「甲州織」や、金属部にも経年変化が楽しめる「真鍮」を採用するなど、細部に渡って素材へのこだわりを感じさせてくれる点は「sot」というブランドの大きな魅力ではないでしょうか。
経年変化が楽しめるプエブロレザー
プエブロレザーは、イタリアのトスカーナ州にあるタンナー「バダラッシ・カルロ社」によって生産されている天然皮革です。
プエブロレザーは非常に柔らかく丈夫な革で独特の風合いが魅力で、天然のオイルを多く含んでいる特徴によって水に強く傷も目立ちにくいので、アウトドアシーンや旅行などアクティブな環境にも最適な素材とされています。
表面をあえて毛羽立たせる加工を施すことによって生じる個性的な表情が大きな特徴で、経年変化によって印象が変わっていく、スムースレザーとは一味違った楽しみ方ができます。
最初は和紙のような手触りで光沢もほとんどありませんが、使い込んでいくうちに独特の光沢感を纏いながら育っていく様はプエブロレザーでしか味わえない体験だと思います。
山梨県の伝統工芸「甲州織」を裏地に使用
プエブロレザーシリーズの裏地には山梨県の伝統工芸「甲州織」の生地が採用されています。
「甲州織」は山梨県甲州市周辺で生産される絹織物の一種です。細かい織目で織り上げられ、独特の光沢感があり、風合いも美しく、着物の帯、小物、装飾品など広く使用されています。
肌触りの良さが魅力の甲州織を内装に使用することで、収納するアイテムとの摩擦や傷付きを最小限とし、使用者が触れたときにも確かな上質感を与えてくれるため、レザーアイテムの内装として最適な素材と言えるでしょう。
sot(ソット)の代表モデル
プエブロレザー 二つ折り財布
「sot」のラインナップでも特にベーシックな「二つ折り財布」です。
シンプルな構造ゆえに素材の良さが際立っていて、普段からお財布を手に取るたびに気分を上げてくれる、そんな魅力を持つアイテムです。
プエブロレザー がま口 ミニ財布
二つ折り財布に比べると少しクラシカルな印象があるのが「がま口 ミニ財布」です。
特徴的な口金に真鍮素材を採用し、革と共に経年変化を楽しめるので、長期に渡って愛用できるミニ財布だと思います。
プエブロレザー BOXペンケース
こちらは実際に所有しているsot製品で、私はブラックのカラーを愛用しています。
プエブロレザーと甲州織の高級感がとても気に入っていて、デスクの上に置いて様になるデザインとワンタッチで開いて中を見渡せる利便性が、仕事道具として非常に優秀なペンケースだと感じています。
モノにこだわる大人の方におすすめのアイテムです。
sot(ソット)ブランド紹介まとめ
sot(ソット)のレザーアイテムを購入するなら公式オンライストアがおすすめです。
定番モデルであればすぐに購入可能ですし、期間限定のキャンペーンやオンラインストア限定カラーモデルが販売されることもあるので、まずはsot 公式オンライストアを覗いてみてください。