XROUND公式のTwitterキャンペーンに当選しました!
XROUNDの公式ツイッターが開催していたキャンペーンに参加したところ、幸運にも20名の当選者の一人に選出されまして、プレゼントとしてワイヤレスイヤホン「VERSA」に対応した専用の収納ケースとワイヤレス充電パッドをいただきました。XROUND公式さん、本当にありがとうございます。
せっかくいただいたワケですから「使わなければもったいない!」ということで、実際に日常使いしながら二ヶ月ほど試してみました。
その結果、ワイヤレスイヤホンにアクセサリーを追加して使用するメリットとデメリットの両側面が明確に見えてきたので、それぞれのアイテムについてレビューしていきたいと思います。
なお、ワイヤレスイヤホン「VERSA」は別の記事でレビューしておりますので、こちらもぜひ読んでみてください。
VERSA専用収納ケース
まず一点目のアイテムはVERSA専用の収納ケースです。
外観は非常にシンプルで、ワイヤレスイヤホン本体のスタイリッシュさを邪魔しないデザインでありながら、手に収まるサイズ感や気持ちの良い手触りの表面素材が使用感を高めてくれています。
第一印象としてはかなり期待できるクオリティでしたが、約二ヶ月ほど使っているうちに、メリットだけでなくデメリットも見えてきました。
それではまず、ふたつの大きなメリットから見ていきましょう。
メリット①安心感のあるセミハードケース
専用ケースと言うだけあって無駄のないサイズでしっかりと本体を保護してくれます。
内部に収納したワイヤレスイヤホン本体をばっちり保護してくれるセミハードケースなので、収納ケースに入れた状態であればバッグの中に放り込んでも潰される心配がありません。
普段から持ち歩くガジェットは耐久性も重要ですが、この専用ケースであればジャストサイズで本体をしっかりと保護してくれるので、安心感が抜群です。
メリット②高級感のある表面素材
この手のケースはナイロン素材を採用したアイテムが多く、ともすれば安っぽい印象を与えてしまうものも少なくありません。
VERSA専用ケースが採用している表面素材は、ヘアラインが印象的な見た目で、しっとりとした手触りが革とも布とも異なる独特の高級感を醸しています。
ただし、金属などの鋭利な素材が押し付けられると線や凹みが入ってしまう素材でもあるため、長く使っていると高級感が損なわれていく不安は否めません。
鞄の中などで鍵やガジェットに接触する状況で使用していると傷が付いてしまう可能性が高いので、傷が気になる方やハードユースを想定している方にはデメリットにも成り得るでしょう。
デメリット①コンパクトさが失われる
収納ケースに入れてしまうと、単体時と比較して二回りほど大きいサイズ感となります。
ワイヤレスイヤホンは日々持ち歩くことが前提とされるガジェットですから、少しでもサイズが大きいとストレスを感じてしまうもの。
VERSA本体が非常に軽くコンパクトなので、その良さを打ち消してしまうのは少し残念な気がしてしまいます。
とはいえ、本体の保護という観点から考えると、ある程度の厚みがある保護ケースでなければ安心感がありませんから、携帯性と堅牢性のどちらを取るかで評価が変わってくるポイントです。
デメリット②オプションのカラビナが活かしづらい
カラビナが付属していて収納ケースのループに通すことができる仕様になっているのですが、個人的にはこのカラビナを使った携帯方法はしっくり来ませんでした。
まず、ループが非常にタイトな作りになっていて、カラビナを通すとギチギチに引っ張られてしまうような状態なので、型崩れやループの付け根が千切れてしまう不安感がありました。
そもそもこのループの配置自体に無理があり、カラビナを使って吊るすことはできるとはいっても、格好良いとは言えない状態になってしまいます。
更に言えば、カラビナを使用しない状況ではただただカラビナが邪魔になり、かといって毎回タイトなループから取り外すのも億劫で、結局のところカラビナは使わないほうが無難のように感じてしまいました。
もしこのループに最初からDカンがついていて、カニカンやカラビナで簡単にキーホルダー化できるような作りであれば、もう少し使い勝手が向上したかもしれません。
ワイヤレス充電パッド
VERSAはQi規格のワイヤレス充電に対応しているので一般的なワイヤレス充電器であればワイヤレス充電が可能です。
逆に言えば、XROUNDのワイヤレス充電パッドと言ってもVERSA専用というわけではなく、Qi規格に対応したガジェットであれば充電が可能となっており、ぼくの環境では仕事用のiPhone8が充電できることを確認できました。
今回ぼくは初めてワイヤレス充電を体験したんですが、こちらも実際に二ヶ月ほど使ってメリット・デメリットの両面が見えてきたので、順番に見ていきたいと思います。
メリット①充電ケーブルと充電コネクタに挿す手間がない
ワイヤレス充電を使っている方からすれば当たり前の話ですが、有線での充電しか経験がなかったぼくにとってはかなり新鮮な感覚でした。
充電端子は使用頻度の高さや物理的に負荷がかかりやすい部品であり、デジタルガジェットの故障箇所としてトップクラスです。
以前、メインスマホのXperiaの充電ができなくなって修理したことがありましたが、ワイヤレス充電をメインに使用していれば少し安心できるかもしれません。
もちろんワイヤレス充電の機構が故障するリスクもありますが、その場合は充電端子を予備的に使用することでカバーできる可能性がありますし、一時的に状態確認や買い替えの検討をする時間稼ぎは可能だと思うので、やはりワイヤレス充電は大きなメリットと言えるでしょう。
メリット②机や棚に常駐させることができる
ぱっと見はスピーカーのような据え置き型のガジェットに近い外観をしているため、机や棚の上に置いたままにしていても格好悪くありません。
充電ケーブルを出しっぱなしにしているとかなり散らかった印象になりますし、ケーブルの断線やコネクタの破損も起こりえます。
ケーブルの先端をクリップなどでまとめておくなどすれば整理された状態にすることも可能ですが、使う度に戻さなければならないので少し気を遣う必要が出てきます。
ワイヤレス充電パッドは机に常駐させてガジェットの定位置として運用できる点が非常に優秀だと言えるでしょう。
デメリット①充電位置がシビア
充電パッドはそれほど小さくないので問題ないのですが、VERSAはのケースはかなりコンパクトな上に底面がラウンドした形状になっているため、確実に位置合わせをしてあげないと充電がされないケースが度々有りました。
充電パッド正面のLEDの色で充電ができているかどうかの判断はできますが、色の変化が緑⇒白という微妙にわかりづらいのも少々気になります。
もう少し充電位置に余裕をもたせてくれたら位置合わせに気を遣う必要性がなくなりますし、LEDの色は赤⇒緑のようなはっきりした変化にしてくれた方がわかりやすいのかなと思いました。
デメリット②充電速度が遅い
ワイヤレス充電の便利さとトレードオフではありますが、ケーブルで有線充電をした場合に比べて充電速度が遅くなります。
寝てる間や使わないときに充電しておけばいいので日常使いする中ではそれほど気になりませんが、いざ充電してみると体感でわかる程度には充電速度に差があります。
ワイヤレス充電自体が少し効率の悪い充電方式なので仕方ないのかもしれませんが、充電後のワイヤレスイヤホン本体がかなり熱くなっているのも気になる点です。
充電効率が良い有線充電の場合は見られない症状なので、おそらくワイヤレス充電時には熱としてロストしているエネルギーがかなり多いように感じます。
また、ケーブルに比べると充電パッドのほうがかさばってしまうことも考えると、緊急時や外出時などはケーブルを使った有線充電を使うなどして弱点をカバーしてあげる必要があるでしょう。
まとめ
かなり気に入っているVERSAの専用アクセサリーということで非常に期待していた2アイテムですが、実際に使用した上でも期待を裏切らないクオリティだなというのが正直な感想です。
いずれのアイテムもメリット・デメリットの両面を挙げましたが、本質的には問題にならない部分でのデメリットであったり、メリットとトレードオフの関係にあるデメリットであったりして、通常使う範囲においてはメリットがデメリットを上回っているのは間違いありません。
今回紹介した専用ケースや充電パッドのような「既存のアイテムを拡張するアイテム」というのもなかなかおもしろいですね。
今後も主役を張るようなメインアイテムだけでなく、名脇役になってくれるサブアイテムやオプションあいてむにも注目していきたいと思います。