「drip」インフルエンサーとのコラボで新しい価値を創出する会社
株式会社dripはクリエイターやインフルエンサーとのコラボを通じて様々なプロダクトを開発・販売している会社です。
今回ご紹介する「Oneger」以外にも魅力的なプロダクトを多数展開していて、キャッシュレス時代の理想の財布として開発された「PRESSo」や、特徴的な二階建て構造が使いやすいバックパックの「FLOORPACK」は、著者も普段から愛用させていただいています。
drip「Oneger」の特徴
今回ご紹介するのはクラウドファンディングで支援購入したハンガーで、その名も「Oneger」です。アイアン素材を使用したシックな外観と、一筆書きのシンプルなデザインの中に極限まで詰め込まれた機能性が特徴のプロダクト。
ハンガーって「全部揃えたい」って思わせる生活雑貨の筆頭だと思いませんか?ぼくは今回このOnegerをまとめ買いすることによってその願望を叶えられたわけですが、思い返せばもう数年単位で揃えたいと思いながら暮らしてきた気がします。
以前はプラのハンガーを使っていたんですが、自分がひとり暮らししていたときから使用していたものと妻が実家から持ってきたものと結婚してから新たに買ったものとが混在していて、どうにもまとまりのないクローゼットになってしまっていました。
気に入ったモノが見つかれば全て統一しようとは思いつつ、家中のハンガーとなるとそれなりの数になるのでコストも小さくはありません。これでいいかな〜と思うモノはあってもなかなか踏み切れずに数年が経っていた、というような状況です。
そんなときに株式会社dripから発表されたのが「Oneger」でした。
アイアン素材のインテリアが大好物なので一目惚れでした。
何年にも渡って探していたにも関わらず見つからなかった「理想のハンガー」と言っても過言ではないほど洗練されたデザインに魅力を感じたのが第一印象。機能性の解説を見て即購入を決めました。想定よりもコストはかかりましたが。。
このような運命的な出会いを逃すとまた数年に渡って理想を探し続けることになるのは経験則でよく理解しているので、この先ハンガーに悩まなくていいというメリットを取って設備投資を覚悟しました。
drip「Oneger」のメリット
シンプルなデザインの中に機能性を詰め込んでいる「Oneger」ですが、約半年間使用してきて様々なメリットを実感できています。その中でも特に大きいと感じたメリットを3つご紹介します。
服を首元からかけられる
ハンガーを使っていて一番手間を感じるのは服をかける動作だと思います。このとき服の首元が伸びてしまわないように裾からハンガーを入れるのが一般的だと思いますが、大した動作ではないのにハンガーが色々なところに引っかかったりしてストレスを感じることって意外と多くないですか?
Onegerは一筆書きの独特な形状によってこの問題を回避しています。
ぱっと見ではあまりのシンプルさに機能性の高さが理解しづらいかもしれませんが、このメリットは実際に手にとって服をかけてみれば一発で体感できるので、ぜひ手に取って試していただきたいポイントです。
クローゼット内の90%以上の洋服に対応できる
ハンガーなのでトップスやアウターに対応できるのは想像しやすいかと思いますが、Onegerは独特の形状によってボトムスやストールなども柔軟に対応できます。従来のハンガーでもボトムスなどに対応できるものはありますが、ここまで使い勝手がいい形状になっているのは珍しいと思います。
ほぼすべてのハンガーに対応できるので、どの服をかけるときでも迷わずOnegerを手に取れますし、洋服を入れ替えるような場面においても何も考えずにそのまま流用できるので「ハンガーがない!」なんてことは起こりづらいでしょう。
いつでも迷わずすぐに洋服をかけられる、というのは当たり前のようですが日々の生活を快適にするために欠かせないポイントです。
このメリットによってクローゼット内の統一感は飛躍的に向上しますし、常に整理整頓された状態を保ちやすくなると思います。使っていてとても気持ちが良いものですよ。
ボトムスやストールを簡単にかけられる
Onegerは下部分に切れ目が入っているため、そこからボトムスやストールをスライドするようにかけることができます。
通常のハンガーは筒状というか閉じた形になっているため、穴に通して形を整えるような一手間がありますが、Onegerならこの手間がほぼなくなるので使っていてかなりストレスフリーな印象です。
かけるときにストレスフリーなのと同様に、ハンガーから服を取るときも変なひっかかりがなくストレスフリーなのも大きなメリットですね。
drip「Oneger」のデメリット
デザイン性が良く、機能性も申し分ないOnegerですが、デメリットがないわけではありません。実際に使っているからこそわかるデメリットを3つご紹介します。
見た目の印象よりかなり重量がある
公式オンラインショップにも記載があリますが、従来のハンガーから考えるとかなり重量があります。一本ずつであればそれほど気になりませんが、購入時のように4本セットで持ったりするとかなり重量を感じます。
クローゼットや物干し竿にかけている状態から洋服を取るなどして、誤って落下した場合にはかなり危険を感じる重量なので、十分に気をつけて取り扱う必要があります。床がフローリングだったりすると確実に小さな凹みが生じるのでご注意ください。我が家のように小さな子供がいる家庭も要注意です。
ハンガー同士がぶつかる音が大きい
これも素材の特性上の問題なのでメリットと表裏一体のデメリット。
洋服をかけている状態ではハンガー同士がぶつかることがほぼないので気になりませんが、2本以上の素のOnegerをクローゼットなどにかけていると、ふとした動作でも揺れてぶつかって音が鳴ってしまう場面が多々あります。
対策としては「洋服をかけておく」「使っていないOnegerはかけたままにしない」などです。音が気になる場合には写真のような状態で放置しないようにしてください。
我が家は小さな子供がいて音に対して敏感になりがちな状況ではありますが、ひとり暮らしの方や大人だけで暮らしている場合でもちょっと気になるレベルの音がするので注意が必要です。
対応できない形の服がある
自宅にある洋服をOnegerにかけ直している時に気付いたデメリットですが、レディースでたびたび見られるような”肩紐タイプの服”に対応できない構造上の問題があります。
ワンピース、サロペットスカート、ジャンパースカートなど、細い肩紐で支えるタイプの洋服はOnegerにかけるのがかなり難しいです。絶妙なバランスを取ればかけられないわけではありませんが、ちょっとした衝撃で傾いてしまうので現実的ではないでしょう。
少々見た目は悪くなりますが、クリップなどで固定してしまえばなんとか使えます。
また、コートやジャケットをかけるときには肩部分の型崩れが気になります。細身でシンプルなデザインとのトレードオフなので仕方のないことではありますが、無視できないデメリットかと思います。
ぼくの場合は承知の上で購入していますし、全く対応できないというわけではないので問題は感じていませんが、もし上等なコート・ジャケットをお持ちで型崩れが気になる場合には注意が必要かと思います。
Onegerで統一できなくなってしまいますが、型崩れが気になるコートやジャケットにはNAKATA HANGERがおすすめ。かなり高級感のあるハンガーなのでクローゼットが格上げできます。
現在は高級スーツやコートを所有していないので気になりませんが、将来的にそういう洋服が揃ってくるようであればOnegerとの使い分けを検討しようかなと思っています。
drip「Oneger」の使用感
魅力満載の「Oneger」ですが、我が家では100本をまとめ買いしました。
クローゼットにある服は夫婦合わせて80〜90着くらい。夫婦ともに服好きですが、定期的に処分していくスタイルでもあるため、所有する服の量は平均かそれより少し多いかといったところ。それに対して100本のOnegerを購入したので、多少服が増えた場合を見据えて予備分までカバーできている計算です。
所有する服の量は人によってかなりばらつきがありますが、恐らく自分が認識しているよりも1〜2割くらいは多い印象なので、ハンガーを購入する際は一度しっかり数えてみることをおすすめします。
想定より服の数が多いという場合にはハンガーを余裕を持って購入するか、思い切って服を処分するかのどちらかの対処が必要になるでしょう。
個人的には必要な時に服を買い足せるようにハンガーは少し余裕を持った数で用意しておくのが良いという考えですが、「服を処分する習慣がない」とか「いつの間にか服が増えてしまう」という悩みのある方はあらかじめハンガーの数を少なめにしておき、新しい服を購入する際には既存の服を一着処分するといった運用方法がおすすめです。
スタイリッシュなホワイトカラーも登場
我が家はクラウドファンディングで計100本をまとめ買いしたのですべてブラックカラーで統一していますが、現在はスタイリッシュなホワイトカラーも登場しています。
従来のブラックカラーはアイアン素材らしいシックで大人っぽい印象がかなり好みなんですが、ホワイトカラーはかわいらしさとスタイリッシュさを兼ね備えたイメージになっています。ナチュラルインテリアがお好きな方や明るい雰囲気のお部屋にお住まいの方にはこちらもおすすめ。
アイアンっぽさは減ってしまいますが、陶器や琺瑯製品のような清潔感を感じさせるカラーリングだと思います。
Photo by drip公式オンラインショップ
ブラックカラー、ホワイトカラー共にdrip公式オンラインショップで購入できます。シンプルかつ機能性抜群な「Oneger」が気になった方はこちらからアクセスしてみてください。