真の引きこもりは自宅にいながらアウトドアを満喫する。
生粋の引きこもり体質であると自負するぼくが、この外出自粛期間でいかにして家から出ないまま外の空気を感じて健康的な生活を送ってきたのか、どんなガジェットでそのアイデアを実現できるのかをご紹介します。
不要不急の外出を控えつつ、太陽の光は浴びたい。
基本的には陽の光があまり得意ではないのですが、外の空気や陽の光を浴びたいなと思うことも当然あります。人間なので。特にこの外出自粛生活になって通勤や買い物などの外出機会がなくなったいま、能動的に外へ出なければ陽の光を浴びることなく一日を終えることも少なくありません。
気持ち的にはそれほど気にならない性質とはいえ、やはり身体には良くないな〜と感じます。
スーパーやコンビニへ出かけることはあってもせいぜい30分程度ですし、外の空気や陽の光をゆっくり感じる時間とは言い難いものがあります。かといって「公園に寄り道して〜」とか「カフェで一服して〜」みたいなことも憚られる状況。そもそも営業してないお店も非常に多かったりして。
そこで考えました。いやあんまり考えてない。当たり前のように思いつく簡単なアイデア。
「ベランダなら誰にも迷惑かけないでしょ?」
ベランダの環境を整えておけば、家にいながら外に出られる。
自宅に庭がある方は勝ち組。家の隣が公園の方は超勝ち組。
家に庭があっても効果的に使えていないのであれば、これから紹介するガジェットが参考になるかもしれません。
さて、ぼくと同じように首都圏で暮らしているひとの大半はマンションやアパートで暮らしていると思います。土地が狭いので仕方ないですよね、わかります。数は少ないながらも一軒家に暮らしている方もいるとは思いますが、さすがに庭付き一軒家に住んでいる方はかなり限られるでしょう。
そんな狭い土地に住む我々が家にいながら気軽に外の空気を感じられるのがベランダです。
我が家のベランダは比較的スペースに余裕があるタイプで、正面が畑になっているので見晴らしや風通しの良い環境。砂と虫さえ対策できれば快適な空間です。
在宅アウトドアガジェット①CAPTAIN STAG「キャンピングチェア」
ベランダで快適に過ごすために最優先で確保したいのは座る場所です。
我が家も含めた一般的なベランダの広さで考えると、折りたたみ可能で収納に困らないことと屋外使用に十分な耐久性を併せ持っていることがマスト。アウトドア用品の定番であるキャンピングチェアが最適でしょう。
ぼくが選んだのはアームレストとドリンクホルダーが付いているタイプ。リラックスタイムにはお気に入りのドリンクが欠かせません。
アウトドア用品と聞くと赤とかオレンジとかの派手な色味をイメージするかもしれませんが、黒や白のモノトーンを選んであげると扱いやすいです。黒は汚れも目立たないので特におすすめ。
もう少し予算を上げるともっと格好良いモノもあるんですが、いずれキャンプ場で使うならともかくベランダで使いたいって考えるとこの値段は考えもの。この機会に少し投資してアウトドアデビューっていうのもいいと思うんですけど、まだしばらくは気軽にレジャーへ行けそうもない風潮なのがネックですね。
ベランダが狭くてチェアが置けないという方は・・・そうだ、引っ越しをしよう!
在宅アウトドアガジェット②TEVA「Hrricane Drift」※サンダル
ガジェットなのか怪しいところですが必須級のアイテムなのでご紹介します。これがないとベランダに出るハードルが爆上がりして外出なくなるので購入不可避なので。
基本的に屋外に放置することになるので、丸洗いできたりウェットティッシュで簡単に拭ける素材がマスト。着脱に苦労しない形状であることもマストですね。お手入れ簡単・使い勝手もラクラクなアイテムを選ぶ必要があります。
半屋内履きみたいな立ち位置なのでデザインは正直なんでもいいわけですが、ここはやはり気分が上がるおしゃれなモノを選びたいところ。ぼくのおすすめはこちら。TEVAのHurricane Driftです。
ソールとストラップがEVA素材の一体成型になっていて、つなぎ目がないところがポイント。足首がしっかり止まる装着感と手入れのしやすさを両立しています。汚れても洗いやすいのがとても良きです。
有名どころなのはクロックスあたりになるかと思うのですが、個人的にはカジュアル過ぎるデザインがあまり好みじゃなく、履き心地もいまいちな印象。かわいいデザインなので好きな方が多いのも理解できますけどね。
在宅アウトドアガジェット③Amazon「Kindle Paperwhite」
ベランダに快適な環境を整えたら次は何をするか、という話になってきます。
ぼくのおすすめは読書。自宅直結という利点を生かして紙の本を読むのもOKですが、パッと持ち出してから読む本を選べるっていうフットワークの軽さ的に電子書籍の方をおすすめしたいところ。
他のガジェット紹介でも触れたとおり、ベランダという極めて身近かつ理由がないと出ない空間にわざわざ出る行為を推奨する以上、外に出るハードルは極力なくすべきだと思ってます。
理想は「あ、今日は天気がいいな」と思った習慣には外に出られる、という流れ。
ここに何らかの障害があるとたぶん出ません。面倒になってしまうので。だから手に取るときに選ぶ必要がある紙の本より、とりあえず端末を持って外に出られる電子書籍をおすすめしたいわけです。
なお、電子書籍の利点や活用術は別の記事で詳しく語ろうと思います。
在宅アウトドアガジェット④Anker「Bluetoothスピーカー」
外で音楽聴くの、気持ち良いですよね。え?やったことない?それならこの機会にぜひやりましょう。
音楽を流すだけならスマホ一台あればできますし、普段から音楽を聴く方ならイヤホンも持ってると思うんですが、せっかく誰にも邪魔されない空間で外の空気を満喫できるわけですから、スピーカーを使って音楽を流すのがおすすめです。
スピーカーといってもそんなに大げさなものは必要ありません。スピーカーというのは大型になればなるほど音質や迫力の面で有利なんですが、今回はベランダに持ち出して使う想定なので取り回しやすさを重視しています。正直、普通にBGMとして音楽を流すには十分な音質だと思いますし、外で聴く場合はコントロールできないノイズが溢れているので音質はそこまで問題じゃないです。
今回ピックアップしたのは超定番Bluetoothスピーカーのこちら。
超定番モデルなだけあってコストパフォーマンス抜群です。スピーカーに限らずオーディオ製品は結構当たり外れが大きいジャンルですが、このスピーカーはかなり安定したクオリティです。もちろん数万〜数十万するような高級オーディオにはお呼びませんが、気軽に持ち出して外でも使える製品というだけで最高です。
ちなみに音楽再生サービスはSpotifyがおすすめ。配信曲数も必要十分ですし、使えば使うほど自分に最適化された音楽に出会えるようになっているのがとても良い音楽体験を提供してくれます。まだ使ったことないという方はぜひ一度試してみてください。
さて、最後に改めて注意喚起しておきます。
いくらほぼ自宅であるベランダとはいえそこは共用部です。隣近所の住民に迷惑な音量は出さないようにしましょう。夜間もNGです。実践する場合は適切な時間帯に適切な音量設定でお願いします。
在宅アウトドアガジェット【番外編】
ここまでにご紹介したのはあくまで日中、陽の光を浴びながらリラックスタイムを満喫することを前提にしたガジェットでした。番外編では夜間にベランダに出て快適に過ごすためのガジェットをふたつご紹介します。
- BALMUDA The Lantern
- PENDLETON Blanket
簡単にまとめると「照明」と「毛布」です。
おしゃれな照明はそれひとつで抜群に雰囲気が出るのでとてもおすすめ。ちょっと高いけど。おしゃれな毛布は肌寒い夜でも外の空気を楽しめるアイテム。これもだいぶ高め。価格帯を落とせば色々な選択肢があるので、こだわりがなければそれでもOKです。
ぼくは変なところにもこだわりたいのでBALMUDAのThe Lanternを推してます。
まとめ
自宅にいながらアウトドアを楽しむのにおすすめのガジェットを4個+2個ご紹介しました。
- キャンピングチェア
- サンダル
- Kindle Paperwhite
- Bluetoothスピーカー
- LEDランタン
- ブランケット
番外編として挙げた夜用のふたつはともかく、日中にベランダに出て外の空気を感じるのはとても気持ちがよいので、キャンピングチェアやサンダルあたりはとりあえず買ってみてもいいんじゃないでしょうか?
この外出自粛期間、自宅にいる時間が急激に長くなったと同時に娘と過ごす時間も長くなりました。
子どもを家に閉じ込めておくのはなかなか難しいですし、本人の健康やストレスのことを考えてもやはり何かしらの対策や気分転換の方法を考えて上げる必要があるなと感じました。と、同時に、常に子どもと一緒にいなければならない保護者のストレスも無視できない問題だと思います。
大人と子どもがお互いにストレスなく過ごせるように、ちょっとしたアイデアや便利なガジェットを活用しながら新しい生活スタイルを作っていかないといけないですね。